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蜂たちは近くの野原より花粉を採集してきます。その際、ある蜂たちは特定の草花から花粉を運んできたり、また他の蜂たちは他の場所より数種の花粉を採集してきたりしますので、巣箱に集まる花粉の種類は千差万別です。即ち、混じり気のない一種類の純粋な花粉を花粉ダンゴから求めるのは不可能なことです。
蜂たちは花粉を唾液や蜜などで湿らすことによって粘着力を付け、そしてそれを毛深い脚部に付けて運びます。唾液や蜜などは栄養価が高いので、蜂の毛深い脚部に寄生しているバクテリアや真菌類などを引き付けます。花粉ダンゴの採集は巣箱の入口に取り付けられている「仕掛け」を蜂が通るたびに脚部に付けている花粉ダンゴが容器に落ちるようになっています。そして花粉ダンゴは養蜂家が集めに来るまでその容器の中に溜まったままです。養蜂家が溜まった花粉ダンゴを集めに来るのは週1回ないし、またはもっと稀でしょう。そのように放置された花粉ダンゴは前に述べたように栄養価の高い唾液や蜜で湿っており、バクテリア、真菌類や他の微生物の絶好の食糧となります。
一般に言われている花粉アレルギーの原因は花粉そのものよりも、そこに付着した細菌や微生物などが人間の粘膜を侵すためなのです。
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